004 霊能者とは関係がなかった

彼等は霊能者とは何の関係も無かった。

 

それがわかるころ、すでに霊能者は新しい題材で商売していた。

 

女はその光景を思い出していた。

 

こんにちは。

 

そっちから来るなんて、何か用ですか?

 

じつはこの星、私達の神話に出てくる星なんです。

 

そっか。

 

神話と霊能者を同じにされたくなくて、それを伝えに来ました。

 

彼等は私達の社会とすら同じではないですよ。

 

神話の外へ逃げて、自信を失い、違う神話を探す人たち。

 

神話の外?

 

あなたも私も、みんなも、神話を生かされてますでしょ。感謝いたします。

 

何故その霊能者は、そこまでして人々の自信を奪うのでしょうか。

 

話を整理すれば、逃げるとなにも生めなくて、命を奪うしかないからだとわかりますよ。

 

本人もそう言ってたから間違いないですよ。

 

よくそんな話を聞けましたね。

 

それ、私も乗っていいですか?

 

はい、ご希望でしたら申請します。

 

聞いてみるもんですね。

 

女ははじめて窓から外出した。